タイヤの空気圧をチェック!

タイヤの空気圧きちんと確認していますか?車を使っている上でとても重要な部分です。
空気圧が不足していると、とても危険で事故につながるかもしれません。

タイヤの空気圧を定期的にチェックしてほしいと思います。

先に!車の空気圧チェックは必ず最低でも年2~3回はして下さい。チェック時期は季節の変わり目です。特に暖かくなる時・寒くなる時!!

タイヤの構造 

まずは、タイヤとは?タイヤってどんなものなのか知っていきたいと思います。

タイヤは、車と地面(路面)を繋げる唯一の部分です。エンジン(昨今ではモーターも)が作り出した動力を、タイヤが地面との摩擦抵抗力を使用し車を走らせたり、止まらせたりしています。

材質としては、簡潔に言うと、ゴムとワイヤー(鉄)などから出来ています。そのタイヤをホイールと言うパーツにはめ込んで、タイヤとホイールを密閉させ、空気を充満、圧力をかけ(風船のように)強度を保って車の車重や地面の凹凸などから支えています。

タイヤの管理(ちょっと長文)

タイヤが車にとって大変重要なパーツだと言う事は解って貰えたと思います。

次に、どういう管理が必要なのか?考えてみたいと思います。

常に意識しておきたいのは、

  • 空気圧
  • 表面の(路面と設置する面)摩耗具合
  • 側面(横から見えてる面)のひび割れ、突起
  • ホイールの損傷
  • バルブの劣化(空気を補充する部品)

などなどでしょうか。少し簡単に解説していきます。

空気圧

空気圧は、常に適正に保っておかないと、まともに車を走らせることが難しいです。空気圧が不足していると、ホイールにただゴムを巻き付けている状態です。ホイールも傷つき損傷変形の原因になりますし、地面の凹凸も吸収しません。車の動力とつながっているホイールだけ回ってタイヤのみ空回るってこともあります。

当然燃費も悪くなります!

真っ直ぐゆっくり走らせるのであれば出来ない事は無いですが、カーブは危険です。

余談ですが空気をある程度抜いて走らせるって言う緊急時の走らせ方もあります。タイヤをチェーン代わりに雪道を走るらせるって時ですね。あくまで!緊急時のみです。その後は、使い物にならなくなる可能性大(タイヤもホイールも)運転技術もそこそこ要りますね。お勧めしないので、一般の方はやめておいて下さいね!

表面の(路面と設置する面)摩耗具合

一般的に言うタイヤの減り具合ですね。基本一番皆さんが気にされるところです。

タイヤには、必ず”パターン”と言う溝を刻んでいます。(一部レース用のスリックなどありますが)

道路上(公道)を走行する上で、色々な物が路面には存在します。

解りやすいのは、雨・ゴミ・砂・砂利、落ち葉、等々でしょうか。そのような異物をよける為や、ロードノイズなど様々な実験・研究を重ねてタイヤメーカーさんは開発されています。

ですので、タイヤの溝も重要なわけです。その溝は、上述したように、路面との摩擦によりタイヤ自体が削れていき浅くなってきます。

そうすると、本来の性能が損なわれタイヤの役割を果たせなくなってきます。

例えば、雨の日に路面の水を掃ききれないで、水の上を走っているのと同じ状態になったりします。当然!滑ります!

筆者も過去に雪の日、溝がなくなっているタイヤで走行し滑り倒したことがあります。。。しかも大通りで交通量が多い時間帯に。。。

実際その時も、新品ぐらいのタイヤの溝があれば普通に(慎重にですが)走れてたと思います。

側面(横から見えてる面)のひび割れ、突起

タイヤを見るにして一番目に留まる、見やすい、解りやすいのが側面ですね。パッと見てわかる部分です。

でも、亀裂は細かいし、元々タイヤが黒いって事もあり、車に乗り込むときにちょっとチラ見しただけでは解りずらいと思います。

たまには、しゃがみこんでタイヤを近くで見てみてください。細かくヒビが入っていたら、タイヤ自体が劣化している証拠です。ゴムなので劣化して固くなればひび割れます。輪ゴムと一緒です、放置して古くなった輪ゴムどうなりますか?表面もカサカサで引っ張ると・・・って事です!タイヤも同じです。

ひび割れてるゴムの劣化に関しては、適度に日々温めてあげることである程度は防げます。(もちろんひび割れてるものが治る訳ではない)簡単に言うと!放置やタイヤが温まる前に使い終わるなどのちょい乗りは、アカンよって事です!

もう一つ、側面のボコって出た突起状態や削れてしまってることに関して。

先に、削れてる状態のものは、どれぐらい削れてえぐられてるかにもよると思います。良いか悪いかで言うともちろんダメですが!極端に言うと、そこからワイヤーが見えてるかどうかでしょうか。何回も言いますがダメはダメなんで交換をお勧め!!

で、凸の場合基本危険です。タイヤ内部のワイヤーも切れているって事なので強度はなくなってます。骨組みが崩壊してるって事です。タイヤの空気圧が上がると、、、バンッ!って事です。

これは、細かい亀裂ひび割れも一緒です。ただ、ひび割れの場合は中のワイヤー(骨組み)は生きてる事が多いです。でも、空気圧が上がると破裂の危険性は一緒です。

ホイールの損傷

ホイールの損傷に関しては、当然ながらちょっとこすって、傷ついたとかならまだいいんですが。。変形などは危険です。

変形してるって事はそこから必ず空気が漏れます。当然ながら、走行にも支障が出ます。真っ直ぐタイヤが回ってくれないですから。

昨今のホイールは一昔前の鉄製とは違い、アルミ製になってきているので余計大変です。車の性能としては良いんでしょうけどね。

バルブの劣化

バルブは自転車にもあります。虫ゴム交換なんて昔よくやったもんです。で。そう空気を入れるための部品です。弁です。

外からは入るけど中からは出てこない構造です。これのよくあるのは、バルブの中の弁の故障・劣化と、表面(バルブ自体)ゴム部分の劣化による空気漏れです。本体が鉄製やアルミ製のバルブでもホイルに取り付ける部分、付け根部分はパッキン(ゴムで隙間を埋め密閉する)があるためそこが劣化します。表面や外側の劣化はつまんで軽く揺さぶってみればシューシュー言い空気が漏れてるのが確認できます。

中の弁の故障はバルブのキャップを空け(空気を入れる状態にし)その先端に石鹸水などかけると泡がぶくぶく出て漏れが確認できます。(昔の方なんかは唾で確認しましたよねw)

タイヤの標準空気圧

タイヤの適正な空気圧は、ご自身のお車によって違います。その車に合った空気圧は車のどこかに記載されてます。ドアの内側だったり、給油口の蓋の中だったりにあります。探してみて下さい。

でも、ホイールの交換(純正じゃないモノ)などでサイズを変えてたりすると、車両記載が当てはまらない場合があります。

その場合は、タイヤやホイールを交換したお店に聞いてみたください。

それと!

常に一定ではないと言う事も覚えておいてください。何かと言うと、色々な状況で空気圧は変えなくてはならないと言う事です。

よく聞くのは、高速道路走る時は圧を上げろとかでしょうか。(これも一概には正解とは言えないです)

外気温でも変わってきます。路面温度でも変わってきます。細かくこの時はこれ!なんて書ききれないので。覚えておいてほしいのは、圧力は暑くなれば上がる(膨張)・冷えれば下がる(収縮)!です。

自分に合った空気圧

ここは大事です。標準空気圧は大事ですが、一歩その先に自分に合った空気圧を知ることです。

それが分かれば快適さも断然違ってきます。それを知るには適正範囲内で、色々空気圧を変えて乗り比べて下さい。

私は、固めが好きなので、常に圧は高めに設定してます。ごつごつ感が出てしまうので嫌なら低めとかちょっとずつ変更して比べるといいと思います。

圧が低すぎると路面との接地面が増えるので、摩擦抵抗も増えます→結果燃費悪とかになったりも。

逆もあって、圧が高すぎるとタイヤのゴムがパンパンに張って丸みが付き路面との接地面が少なくなりすぎる為危険です。

空気圧はそれでも、基本気持ち(ほんの少し)高めがおすすめです。ハンドルも軽く感じると思います。

タイヤの大事さ

どうでしょうか?少しでも参考になれば幸いです。タイヤは本当に大事な車のパーツになります。命にもかかわって来る為、常日頃チェックは欠かさずにお願い致します。

解らないときは、解る人に聞いて管理してください。毎日空気圧のチェックとかはさすがに無理ですが、目視だけでも確認は出来ますのでしておいてほしいです。

チェック方法は空気圧を適正に調整した直後の停車時、タイヤの凹み具合です(車重でのタイヤのつぶれ具合)!これを行うときは、平な決まった場所でしてくださいね。坂道とかだと下になってる方が重くて凹んで見えますから。

最後ですがもう一つ!自転車の空気入れ持ってると自分でも調整できますので参考までに。

アッ!!!自分で空気入れで調整する場合、空気圧を図るゲージは必須です。(自転車の空気入れに合体してるのがあればいいです^^)

それでは良き車ライフを♪

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